「まずこれからやる」、「一つだけでいいからこれだけはやる」というのであれば、スマホを控えることである。
特に、眠りにつくために明かりを落とした暗い部屋の中で、スマホの放つ強い光を見続けるという行為は、ブルーライトの影響を強く受けてしまう。
様々な研究において、ブルーライトの波長は晴れた日の青空とほぼ同じと言われている。
その「ブルーライト」という括りで見れば、テレビ、ゲーム、パソコンのような、画面からブルーライトが発せられるもの全般にも同じように言える。
もちろん個人差があるので、スマホを見ててもちゃんと眠れる という人もいるだろう。
しかしここでは、睡眠が崩れてしまった原因となりそうなことを改善していこうというものである。
もし、寝る前にスマホのメッセージを確認したいというならば、5分ぐらいあれば済むので大きな問題にはならないだろうが、SNSでも、動画でも、ゲームでも、集中して画面を見ることはしないようにする。
また、夜中に目が覚めてしまった時も、スマホをチェックしないようにする。
眠るはずの時間に光を見すぎて脳が朝だと認識してしまわないように、そうした時間を減らしていった方がよい。
脳が誤認して覚醒してしまった後に眠ろうと思っても無理なのだ。
今まで当たり前にしていたことをやめたり、過剰なものを減らしていくには、自分の意志が必要なので、最初は辛いし面倒だろうが、まずは就寝前のスマホの利用を控えるところから始めていくとよいだろう。
他にも以下のようなことを参考にしてみるとよいだろう。
・朝の散歩をする
・朝起きたら日光を浴びる
・運動するなどして疲れておく
・入浴する
・夕食後は照明を薄暗くしておく
・就寝前2時間はリラックスして過ごす
・寝しなに飲食しない
・断酒する