読解力を身につけるためにできること メモ

 
①読んだ本の内容を人に話す
②友達と同じ本を読んでその本について話し合う
③読んだ本の感想を書く
 
 
 筆者の日常の範囲という小さな社会での話になるが、新型感染症からここ最近までの期間ぐらいで、「日本人の読解力が低下したと感じる」と誰かが言うのを聞いたり、話題になっていることが多いように思える。
 まあ、いつの時代でも言われていることかもしれないが。
 
 読解力が低いということは、本や教科書などを読んでも内容を理解できていないということだ。
 また、人同士のコミュニケーションにおいても上手にやり取りできなかったり、途中で食い違ってしまうこともある。
 これは、メッセージ中心でのやり取りや、SNS上のやり取りでも見かけることはよくある。
 
 人間の「地頭」というのは、ある日突然急激に良くなることはまずない。
 しかし、読解力であれば数ヶ月程度でレベルアップさせることは可能だろう。
 
 読解力を鍛えるということは、学校の成績が良くなったり、社会で対人関係が良くなったりするのと繋がってくる。
 なぜなら、まず文字が読めないといけないし、文法や文脈がわからないといけないし、主張や意図するものが分からないといけないし、時には概要や要約などといった大枠でまとめる力や、行間を読むなどといった力も必要になるからだ。
 読解力をつければ、それ以外に思考力も養われるし、仕事の能力なども養われてくることになるのだ。
 
 読解力を養うためには、まあ他にもたくさんあるだろうが、上記の3点から始めてみると良いだろう。
 ちなみに、学校や教科書に置き換えて言うなら、「要点をまとめる」とか、「シャドウラーニングをしてみる」とか、「勉強会などで教え合う」などということに当てはまるだろう。
 身に付けるコツとしては、読み間違いや食い違いはよくあることなので、あまり落ち込んだり気にし過ぎたりしないようにして、失敗を恐れずに、修正しながら経験値を積み上げていくということである。