深夜の食欲を抑えるためにできること メモ

 
 仕事の残業などでストレスが溜まって帰宅すると、深夜にもかかわらず食欲が旺盛になっていたりするのは、誰でも経験したことがあるだろう。
 また、仕事の繁忙期や受験のピーク時などに、夜食を取ることもあっただろう。
 このように、夜中なのに食欲が湧いてきたり、ストレスでドカ食いしたくなるような時は、コルチゾールが高まっていることが多いそうだ。
 
 コルチゾールはストレスホルモンであり、食欲を強く引き起こす物質と言われている。
 日々の仕事などで何ヶ月もストレスにさらされ続けた場合、夜間のコルチゾール値が高まることも多いそうだ。
 普通は午前中の方が値が高いので、夜遅くになってもどうしても食欲が抑えられないという場合は、コルチゾールの値が高くなっていることを考えてみるとよいだろう。
 
 コルチゾールの値を下げるためには、運動することが良いとされており、30分ほどの有酸素運動でコルチゾールの値が下がってくると言われる。
 また、朝に散歩をすることでセロトニンが整うため、それが食欲の抑制につながる。
 さらに、睡眠が不足している時も強い食欲が出ると言われ、飢餓状態気と同じく身体的な危機が現れているのと同じと捉え、エネルギーを取り込もうと食欲を出すのだ。
 
 もし「最近急に深夜の食欲が抑えられなくなった」というならば、普段の生活サイクルやストレス状態が乱れてしまっていることが多いはずなので、基本的な対策としては、以下の三点で通常時に戻すよう整え直していくとよい。
 
 ・睡眠時間を7時間以上取る
 ・週数回30分以上、汗が流れる程度の運動をする
 ・朝に日光を浴びながら散歩をする。
 
 そうすれば、高い確率で夜中のドカ食いを減らすことに繋がるだろう。