夜にスマホを見ると太りやすいと言われるのはなぜか メモ

 
スマホを始めとしたブルーライトの波長を夜に浴びるのは、次の理由のため良くない。
 
①メラトニンを抑制して眠気を覚ましてしまう
②ストレスホルモンであるコルチゾールを分泌させてしまう
③食欲増進ホルモンを活性化させてしまう
 
 
 
 スマホの発しているブルーライトは、午前中の青空の波長と同じと言われている。
 だから、夜にブルーライトの光を浴びてしまうと、脳が朝や午前中だと誤認してしまい、睡眠物質であるメラトニンの高まりを抑制して眠気を覚ましてしまい、本来は夜に落ち着いているストレスホルモンであるコルチゾールを活性化させ、その結果眠れなくなってしまうことになるのだ。
 そしてこれに合わせて、一日の始まりとしてエネルギーを補給させるために、食欲増進ホルモンも活性化させてしまうというのである。
 
 このように、半ば強制的に昼夜逆転の状態になってしまうため、眠気が飛んでしまったり、眠っているのにメラトニンが分泌されずに脳や身体が休まらなかったり、疲れが取れないということに繋がってしまう。
 さらに、スマホは情報の塊でもあるので、今必要のない余計な情報処理まで脳で行ってしまうことになり、ブルーライトを見ているだけでも疲れるのに、かなりの高負荷状態にもなってしまうのだ。
 
 スマホはとても便利だが、何もしないままでいるとうっかり長時間使い続けてしまうことも多くある。
 だから、使いどころを意識したり、スマホを使わずにリラックスする時間を設けるなどの工夫も必要である。