なかなか眠れない時の対処法 メモ


①気にし過ぎない
 自分以外のみんなが毎日ぐっすり眠れているかというと、そんなことはまずないでしょう。
 人それぞれですが、1週間に1日程度とか1ヶ月に数日程度などの周期でなかなか寝付けないという日や、起きた後に眠りが浅く感じるという日は誰にでもあるものです。
 それに加えて、夏の暑さや冬の寒さなどの条件も加わってくるのですから、たまに眠れない(寝付きが悪い)という程度は「しょうがない」と考えて、あまり気にし過ぎないことです。

 また、「布団に入って電気を消して30分も経つのに全然眠れない。でも、たまにはそういう時もあるからしょうがないか。」と気にするのをやめたら、意外とリラックスして眠れるものです。
 その反対に、「眠れない、眠れない」と思うほど興奮して眠れなくなってしまうものです。
 眠れないことにこだわるほど興奮してきますから、そこを「たまにはしょうがない」と割り切ることでリラックスすることができ、眠りに入りやすくなるのです。

 

②感謝やポジティブなことを思い出す
 「ネガティブなことを考え続けてしまうとイライラが止まらない」というのは当たり前なので、そういう時はまずは頭の中を切り替えてしまうことです。
 眠りにつく時は、ネガティブなことよりもできるだけポジティブなことを考えるように、意識や気分を持っていくと良いでしょう。

 他にも、布団に入る前に日記をつけるなどしてその日にあった良かったことや楽しかったことを書き出しておくことで、よりリラックスして前向きな状態になり、眠りに入っていくことができるでしょう。


③一旦起きてしまう
 眠気の波というものは、眠たい状態が45分と覚醒の状態が45分の90分周期だと言われています。
 ですから、眠気のピークが訪れた時から5分~10分すれば、覚醒する方に進んでいくことになります。

 もし、睡眠に入るタイミングを逃して目が覚めてしまったら、次に眠気が来るのは45分後以降になりますが、その間眠れずに布団の中にいるのは大変でしょう。
 そういう時は一旦 起きてしまうのも、選択肢としては有りかと思います。

 ただし、起きた時にスマホを見てしまうと、その光によって脳が昼の状態と認識してしまいさらに眠れなくなるので、起きたとしてもスマホは見ない方が良いでしょう。
 例えば、本を読むことは脳をリラックスさせ眠気も出やすくすると言われているため、もし「自分には読書が合う」という場合は読書をして45分程度過ごし、次に眠気が来たタイミングで眠る方が良いでしょう。