予定に追われて忙しく感じることを少しでも解消する方法 メモ


 時間の過ごし方には「30分でこんなにたくさんのことができた」と思えるような「濃縮」された時間の使い方と、「30分もかけたのに何も進んでない」と思えるような「希釈」された時間があるかと思います。
 時間の希釈とは、時間をかけた割にあまり成果が得られないという時間の使い方のことで、時間の濃縮はその反対となります。

 時間を濃縮して使えばたくさんのことができるようになり、仕事もはかどるし、収入を増やす機会も増えます。
 特に自営業の人などは、自分のスケジュールや仕事の進捗も管理する必要がありますから、効率化することが収入にそのまま反映されてくるので、ダラダラやらないように常に意識していることでしょう。
 時間を濃縮して使えるようになるために、今目の前にある5分や10分という時間をどこまで濃縮して使えるのかということを、普段からトレーニングした方が良いでしょう。

 要は、「1時間という時間があれば、その時間は何をするか」という目的を持って過ごせば時間の濃縮に繋がりますので、目的意識を持って過ごすことが重要となります。
 その1時間は、例えば休日に旅行先で素晴らしい風景を楽しむとか、疲れを取るためにマッサージチェアに座って完全に脱力してリラックスした時間にするとか、何か目的があればそれに見合った充実した時間となりますが、何もなければあっという間に過ぎて感動も何もないのです。

 「今この時間を使う目的」を定めるためには、自分の人生における大きな目的から小さな目的へと落とし込んでいくようにしないと、「自分が今何をしたいのか」が分かってきません。
 そうやって「今は何の時間なのか」を明確にして、遊びなら遊び、仕事なら仕事に集中することが時間の濃縮につながります。
 忙しさに追われている人ほど実際はスマホを触ったり夜更かししている時間が長いので、残された時間で物事に向かわなければならなくなっているのでしょうし、それらは抵抗できない罠にもなますから、そうでなく「今できることを今この瞬間にできるだけやるようにする」ことが大切になってきます。