人生が不幸とかどん底などと感じてしまった時の対処法


 本当に不幸があった訳でもないのに「今の状態を何となく不幸に感じてしまう」という時があるかと思います。
 そうした時は、まず体調を整えることから始めていき、不摂生になっている生活習慣を改めていくことです。


①睡眠不足の改善
 睡眠時間は最低でも7h以上とる。
 寝る前にブルーライトを浴びない(パソコン、スマホなど)。

②運動不足の改善
 朝の散歩をしながら日光を浴びる。
 週2, 3回、一回30分程度の運動や筋トレをする。

③不規則な生活の改善
 夜更かしや昼夜逆転をなおす。
 一日一食や、野菜を摂らないなどの偏食をあらためる。

④その他の改善
 暴飲暴食、大量の飲酒、喫煙、ギャンブルなど体や心に良くないことをしない。
 部屋を片付ける。

 

 人生において、大きな失敗、お金を失う、健康を害するなどの悪いことが立て続けに起こることは確かにあります。
 また、ただただ何だか気持ちが塞がるというようなこともあり、こうした時は大体はメンタル面が弱まっていることが多いです。
 間違った判断や失敗をこれ以上しないためにも、まずは自分の体調から立て直していくことを優先した方が良いでしょう。

 上記のような乱れた生活は様々なネガティブな出来事を引き起こす原因となり、体、心、脳にも悪影響を及ぼしていくきっかけになり得ます。
 ですから、本来しないような不注意やミスを起こすことになってしまいます。

 もし既に最悪の事態と思える状況に陥って(と思い込んで)いて何をしていいかわからない場合は、まずは①睡眠不足の改善でと②運動不足の改善をすることです。
 何とかして睡眠時間を毎日7h以上とり、起きたら5~10分程度でよいので日光を浴びて散歩をする。
 そうすれば体も少しは動かせますし、外の新鮮な空気も吸えます。

 生活サイクルがずれいるのなら、最初から朝早い時間の散歩でなくてもよいから、毎日10分ずつでも1分ずつでもよいから起床時間を朝に近づけていくことです。
 運動や筋トレの習慣がなくても、会社の帰りなどに少し遠回りをするとか、スクワットを10回くらいならできるはずです。

 まずは何にしろ、睡眠時間を確保しながら運動して日光を浴び、そこから生活リズムを作り直して、体を整えていくのが最優先です。
 何をしていいかわからない時はそこから始め、一日を終える時には多少の疲労を感じて眠りに付けるように上手に持っていくことです。
 人に相談したりガス抜きをしたり、気分転換や息抜きをしたり、禁酒や禁煙などを進めていくなどは、さらにその後でも遅くはないでしょう。

 というか、例えば酒浸りから始まって、家族も仕事も健康も失うほどのどん底になり、「このままではいけない」と思って行動を起こすとするのは遅すぎです。
 当然そうなる前に、自分の状態や病状などを一旦受け入れたり、治療するなり生活を改めるなりしてどん底とは違う人生に変えていくこともできるのです。

 自分の人生を良くしていくのに、どん底に陥るまで待つ必要はないのです。

 しかし、多くの人は「底をつかないと本気を出さない」というのが現状かもしれません。
 もしまだ傷が浅いうちに気付いて修正したいと思うなら、先述のように挙げたことを土台にして今日からできることをやっていくとよいでしょう。
 まだ余力のあるうちに対策するに越したことはないのです。

 くれぐれも、手遅れになる前に、最初は簡単なことでも自分でできることから始めたり、習慣の力を借りて自然なかたちで日常に組み込んだりしておくとよいです。
 人生の底辺を味わった後に、そこに気づいてからようやく修正をしていくようだと、はっきり言って遅いのです。