1. 自分で調べる
悩みを解決する第一歩となる。
もし仕事の悩みなどで相手に質問する場合には、その前に、自分でそれなりに具体的に突き詰める必要がある。
自分なりに調べ、仮説を作り、疑問を先鋭化して、細かく絞った上で相手にぶつけると、必要な答えが得られやすい。
2. 手書きで書き出す
・理論化されて整理され、ストーリーになる。
・現状を把握することができたり、自己洞察力が身につく。
悩み、質問などは、一旦アウトプットして言語化することで物事を客観視できるようになる。
頭の中で考えたり、思ったり、感じたりしていることは、分かっているようで実は分かっていないことがほとんどである。
●書くことの効果
①吐き出す、ストレスの発散
②自己観察能力も自己洞察能力が上がる
アウトプットで悩みの9割は解決する。特に日記を書くことはお勧め。
●賢者のワーク
①困ったことを手紙の書き出す。
②書き終えたら机にしまい、時間を置く。
③10~30分したら机から取り出し、読む。
④読んだ内容を、第三者が書いたものだと思って、助言を追記する。
3. 質問する・相談する
例えば仕事であれば、最も解決に近づける回答を持っていそうな人に聞くのがよい。
門外漢に聞いてしまうことはできるだけ避けること。もし納期が迫っている時期であれば尚更である。
但し、相手側にも当然仕事があるので、以下の点くらいはまとめてから聞いた方がよい。
・最終的にどうなればよいか
・現在どのような状況か
・自分で解決できた点
・まだ解決できていない点
また、普段からコミュニケーションをとっておき、よい関係づくりをしておくこと。
質問や相談をした結果、もし相手が解決策を持っていたらラッキーだが、そうとは限らないこともある。
自分自身だって、解決できなかったり悩んでいる時点ではうまく言葉にできていないのだから、
相手が理解できない言葉や文章になってしまっている状態に陥ることもあるかもしれない。
良い関係づくりができていないと、質問や相談をしている最中に相手が諦めてしまうこともあるし、
そもそも応じてくれないということにもなりかねない。
4. 諦める
但し、「明らかに見る」という意味であり、「さじを投げる」という意味ではない。
その時点では仕方がないと思って一旦受け入れておき、広い視野で見つめ直すこと。
現状ではどうやっても解決できない悩みは、抗うほどストレスが増えてしまうので、今できることから着手していくこと。
また、本当に諦めるという最終手段を使う状態にならないように、普段から準備していくこと。