仕事のミスを減らすにはどうしたらよいか メモ

 
 仕事で何か物事を行った後は、それが良い結果であっても悪い結果であっても、一度振り返って確認しておくと良いです。
 例えば次のような事柄を、1分でも2分でも時間をとって書き留めて、次への対策とすることです。
 
・良かった点は何か
・失敗した点は何か
・うまくいかなかった点は何か
・うまくいくためのコツは何か
・躓いた箇所はどこか
・改善すべき点はどこか
 
 もし忙しくて時間がないようであれば、「良かった点」と「悪かった点」をそれぞれ三つずつ洗い出すだけでも、今後の改善や対策について明らかにすべきことが見つかるでしょう。
 また、「失敗」と捉えるのではなく「経験」と捉えることで、失敗に対して過剰にプレッシャーを感じることも軽減されますし、一度振り返って見直しをすることの大切さも得やすくなります。
 
 そもそもの話ですが、失敗した原因を突き止めておかないと、同じミスを何回も繰り返すことになりますので、やはり振り返って確認することは大切です。
 同じミスさえ繰り返さなければ、次に失敗した時は今までとはレベルの異なる失敗となりますので、そこから得られることも変わってきます。
 こういうことを積み上げていくこともまた成長なのです。
 
 
 
 もしそれでもミスが減らない場合は、次のような点の対処が必要になるでしょう。
 
・睡眠不足
・運動不足
・昼夜逆転などの不規則な生活
・スマホやゲームなど何らかの依存症
 
 この辺りが崩れていると、初歩的なミスや、言われたことのうっかり忘れなどが減っていくことは少ないです。
 言うまでもないことでしょうが、生活習慣の乱れがあると、いくら振り返って対策を練ったり準備をしてもミスは減らず、自分の評価も周りの評価も下がり続けて、何もいいことがない日常に落ち込んでしまうでしょう。
 
 特に様々なメディア、雑誌、論文などでもよく言われるように、睡眠時間は7時間以上とることが望ましいです。これはその日の夜からすぐに対策できることです。
 「自分の作業を振り返り、対策を立て、実行し、改善する」というやり方でもしうまくいかないようであれば、自分の生活の基礎や土台となる部分が崩れていないかを確認し、整えていくと良いでしょう。