物事がうまくいっていない時に気にすべきこと メモ

 
 人生では、一生懸命頑張っているのに、失敗したり、ちょっとした抜けやミスを繰り返したりして、何をやってもうまくいかない時期もある。
 しかしそのような時でも、ほとんどの場合は自分で修正することができるので、以下のようにうまくいっていない人の特徴や共通点を知ったり、自分を見つめ直したりして、軌道修正を試みていくのがよいだろう。
 
 
 
①心と身体が整っていない
 睡眠不足、運動不足、不規則な生活がこの原因にあげられる。
 基本的に脳や身体のパフォーマンスが下がっており、それに合わせて集中力も下がっているのである。
 そんな中で一生懸命頑張ったところで、本来の自分の力の半分も出すことはできないのだから、上手くいくはずのものも上手くいかないのも当然だろう。
 
 睡眠不足やセロトニン不足は感情が不安定になってしまう。
 だから、自分では気づかない知らず知らずのうちに、怒りっぽくなったり、イライラしたり、人に優しくできずに無愛想になったりしてしまうのだ。
 そして人間関係は悪化し、ストレスを溜め込んで本人のミスも増え、頑張っているのに周りから評価されなくなっていってしまうのである。
 
 これからは、次のことをやってみることが大切である。
  ・睡眠は7時間以上とる
  ・適度に汗をかく運動や筋トレをする
  ・朝に散歩などをして日光を浴び、朝食をとり、脳と体の体内時計を整える
 
 
 
②孤独のままでいる
 人は色々な面で困ったり、壁にぶつかったりするものである。
 それなのに、一人の人間が経験できる量などたかが知れているのに、他人に相談もせず、自分一人の力だけで解決しようとする人が多いのだ。
 
 あなたがもし自分の得意な分野で、20年でも30年でも先頭に立ち続けている存在なのであれば、様々な経験を恐らく既にしているだろうから、自分で考えたり、過去の経験を応用したり、適切な対処法や解答が見つけられるだろう。
 しかし経験値が少なければ、どれだけ一生懸命考えようとも大したことなど思い浮かぶはずもないのだ。
 
 だから、他人の力を借りる、人に相談する、人に教えてもらう、他人の情報や知識を借用する、ということの実践が人生では重要なのだが、うまくいかない人に限ってやらない。
 その反対に、うまくいっている人は既に、自分で本を読んで勉強したり、分からないことはネットなどを使ってでもすぐに調べたり、上司や先輩に質問・確認をする、ということを実践しているのだ。
 
 問題がまだ小さな状態のうちに相談しておくことができれば、大きな失敗やミスはしようがないのだ。
 些細なことを事前に伝えておくだけでも、適宜アドバイスやちょっとした一言をもらうことができるのだ。
 一人で悩んで、一人でやろうとするから大きなリスクになるのである。
 
 
 
③意固地、頑固、素直さがない
 せっかくアドバイスをもらったとしても、それを実行しない。
 やり始めたとしても、それまでに何ヶ月もかかってしまっている。
 
 言われたことを素直にやってみる人は、それが正しい方法やアドバイスによるものに限るが、とても早いスピードで改善されていく。
 言われたことを素直にやらない人は、何かしら理由をつけたり、今までの先入感を拭いきれなかったりして、結局やらない。
 
 しかし、言われたことをそのまま直ぐに実行するかどうかは別にしても、色々な人の話に耳を傾けたり、心を開くなどの姿勢はそもそもあるだろうか。
 そこは大きなポイントとなる。
 さらに言えば、結局やらないのであれば、他人に相談すること自体、意味のないことなのだ。
 
 繰り返すが、言われたことを素直にやってみる人は、とても早いスピードで改善されていくものなのである。