自分に納得できていないと思った時にすること メモ

 
 「今、自分に納得できていなかった自分がいる」と思ってみることである。
 そして、「でも、それも私なのだ」と一旦認めることで、次に向かって前向きに進みやすくもなるのだ。
 決して「自分のことを大切に扱っていない」というわけではく、まず自分で自分のことを認めてあげて、肯定してあげることが大切なのだ。
 
 これは心理学では「自己肯定感」というそうだが、非常に大切な考え方である。
 なぜなら、その時に「なんて自分はダメなんだ」と思ってしまうと、自分で自分を攻撃してしまうきっかけになるからだ。
 それは、自己肯定感を自分から下げてしまうことにつながるのだ。
 
 もし、自分の性格や体に気に入らないところがあっても、「でもそれも自分の個性なんだから、いいじゃないか」と思えるようになれる方がよい。
 自分の欠点や悪いところ、気に入らないところなどというものは、誰もが持っているものなのだ。
 
 しかも、他人から見れば「全然気にならないし、そんな小さなことで悩んでるの?」という程度のことだったりするのだ。
 それをわざわざ自分で攻撃してさらに落ち込んでいくなどということは、しなくてよいのだ。
 
 その時その時にかける言葉は人それぞれであって良いと思うが、「まあ、それも自分だよね」とか、「まあ、しょうがないよね」と一旦受け止めるということが、本来の自己肯定感の高さなのだ。
 だから、自分の性格や物理的な何かを変えようと思ってやきもきするのではなく、ちょっとした心の持ち方や考え方を変える方がよい。
 その方が、それだけで気持ちも楽になるし、自己肯定感も高めることができるのである。