起床後に睡眠の良し悪しを判断する基準 メモ

 
 睡眠には、時間だけでなく質というものがある。
 時間としてたくさん睡眠が取れていたとしても、例えば「8時間以上眠れているが、途中で何度も起きてしまう」などという場合は睡眠の質が悪いと言えるだろうし、長く眠れば良いというものでもない。
 個人差はあるが、「良い睡眠を適切な時間とれている」ということが大切である。
 
 また、その反対に、5時間くらいしか寝ていないのに、かなりスッキリと目覚める時もある。
 とはいえ、生活リズムが大きく崩れるのはあまり喜ばしくないことだ。
 自分の睡眠がしっかり取れているかどうか、その良し悪しを判断するにはどうしたらよいだろうか。
 
 
 
①朝起きた時の気分で判断する
 目覚めた時に爽やかな気分で活力に溢れている。
 ぐっすり眠れた感覚があり疲れも取れている。
 そして、「今日も一日頑張るぞ」と思えるようなら、その睡眠はとても良い睡眠だったと分かる。
 
 
 
②休日は何時に目が覚めるのかで判断する
 特に、目覚まし時計をかけずに好きなだけ寝ていい状況において、何時に目が覚めるのかということである。
 何時まで寝ていてもいい状況でも、いつもと同じ朝の早い時間に目が覚め、しかも 清々しくて気分がいい状態ということなら良い睡眠と言える。
 しかし、仕事のある平日は7時に起きているところを、休日は9時10時まで寝ていたいというのなら、いつも無理して睡眠時間を削っていたか、夜更かしなどをして必要な睡眠時間が取れていないことなどについて振り返ってみると良いだろう。
 
 
 
③日中にどれだけ眠気が起こるかで判断する
 睡眠の質と量が十分に取れている場合、日中の眠気はまず出ないとされている。
 例えば、毎日昼食後や、日中、会議中などに眠くなる場合は睡眠不足の可能性がある。
 ②で挙げたように原因を探ってみたり、ここ最近の夜や朝の行動について振り返って改善してみると良いだろう。