①話の冒頭にすべきこと
・最初に疑問を投げかける(疑問も緊張の一つ)
・最も伝えたいワードから話し始める
話の最初は緊張感を高めるために、普通の話をしないことが大切です。
②聞き手の記憶に残る話し方の順番
話の印象に残るのは、
(1) 話の最後
(2) 話の最初
最初に「何について話すか」を分からせ、最後に「何について話したか」を分からせることが大切です。
話し方のいくつかのポイントとして、以下のような考え方が参考になります。
・上から(上から目線でなく、先を行くものとして話す)
・意外性(いつも同じようなことばかりでは飽きる)
・疑問(こちらが発問することで自分で考えるきっかけを与える)
・ドキドキさせる(次の展開を待ちきれなくなるような構成にする)
・驚きや発見を与える
・言葉の素晴らしさを伝える
・言葉の恐ろしさを伝える
※常にすべてが含まれていなければならないということはありません。
③場を支配する力を磨く
最初に話を聴く体制を作るということです。
聴き手に緊張感を与えてあげることは、話し手が聴き手に対してできるプレゼントです。
特に強烈な始まり方にする必要はありませんが、何気なくやらないようにして「何を伝えるか」、「一番最初に何を口にするか」という目的を持って話の導入部分を作れるようになるとよいです。
そして、聞き手が緊張感を落とす事のないよう、話の内容を上手にペース配分して繋げていくことが大切です。