やる気の低下につながる習慣とその改善方法


①座りっぱなし、すぐ寝転がる
 座る時間が長ければ長いほど不安になりやすくなったり、やる気が出なくなったり、人生に希望が持てなくなったりします。
 また、カロリー消費が減り、低カロリーで生きやすくなるため太りやすくなり、太ればさらに活動的な人生から離れていきます。

 そうすると、姿勢を変えるスピードや歩行スピードから遅くなり始めて行動が全般的に鈍化していき、判断の鈍化にも繋がっていきます。
 太古の昔から、移動するスピードが遅いものは他の生き物にとって食われる存在です。

 さらに、ミトコンドリアが働かなくなって数や活動が減っていくとエネルギーが生まれにくくなり、高揚感やパワーも生まれにくくるため、メンタルも落ち込みやすくなります。
 ミトコンドリアは、エネルギー生産や呼吸代謝の役目を持つ器官と言われ、増やすためには例えば一般的には断食をしたり、寒い中で激しい運動をしたり、インナーマッスルを鍛えるなど、体が追い込まれてエネルギー不足を感じるという活動をするとよいとされています。

 座りっぱなしやすぐに寝転がってしまう習性が染みついてしまうと、脳が劣化し始め、やる気が出なくなるきっかけにも繋がるのです。

 

②休日に遅くまで眠っている
 これは、体内時計と実際の時計にズレが発生されることになります。
 元に戻すには一週間くらいかかると言われますので、そうすると平日は時差ボケ状態でストレスや疲労を溜めることになりますから、早いうちに対処しないと一年中時差ボケをしていることになってしまいます。

 体内時計をリセットするためには、朝に強い光を浴びることです。
 毎日同じ時間に起き、起きたら外の光を浴び、それが辛い時には昼寝で補うとよいでしょう。
 たまには羽目を外したい時もあるでしょうが、もしズレてしまったらすぐに戻せるように、先ずは基本的なサイクルを作っておくことが大切です。

 

③寝る前に食事をとる
 成長ホルモンは、寝始めの3時間で大量に分泌されると言われていますが、寝る前に食事を摂ると血糖値が高い状態になり分泌が減ってしまうことになります。
 加えて、本来は脳やを身体を休めたいのに、消化吸収にエネルギーを集中させてしまうことで臓器が休まらず、体全体からみたら熟睡できなくなってしまいます。
 一般的には、食後から睡眠までは最低2時間は空けるとよいと言われていますから、帰宅した時から就寝までのスケジュールを見直してみることで改善することができるでしょう。

 また、眠る1~2時間前にはメラトニンの分泌を抑える行動(スマホやパソコン画面の光等)や、アドレナリンの分泌を促す行動(喫煙でのニコチンによる交感神経への刺激等)は控えるとよいです。
 当然のことですが、眠った後の3時間が良く眠れたとしても、睡眠時間全体として睡眠が足りていないとか睡眠の質が悪ければその人にとっては睡眠不足になりますので、リフレッシュできずやる気も出なくなってしまいます。