①睡眠時間を最低7時間以上とる
8時間以上であればなお集中できる可能性が高まる。
睡眠不足の状態だと何をやっても集中力が高まらないし、他にどんな方法を取り入れてみても集中力は高まりようがないだろう。
その他、6時間程度の睡眠を2週間続けた場合、二日間徹夜した人と同じレベルの集中力になる、という研究結果も出ていると言われる。
②運動を取り入れる
中強度以上の運動や朝の散歩をするとよい。
汗が流れる程度の有酸素運動や筋トレなどをすると、運動直後からセロトニンが正常化していくと言われる。セロトニンは集中力の源となるので、朝の散歩などをして日光に当たり、セロトニンを活性化させるとよい。
その他にもノルアドレナリン、ドーパミン、アドレナリンといった、集中力を高める物質が運動をしている最中から分泌される。さらにこれらは運動後1時間程度、運動習慣のある人は2~3時間程度に渡って継続的に分泌される。
また、運動を習慣にしておくと、運動をしていない時でも脳にいい物質が十分に分泌されるようになり、運動をしていない時間帯でも集中力が高まりやすくなると言われている。
③片付けをする
・机の上などの物理的な片付け
物理的に散らかっていたり、机の上にスマホなど必要ないものがあるだけで、注意力や集中力は低下してしまうと言われる。
だから自分の学習や仕事の領域はきれいに保っておき、余計なものが視界に入らないようにしていくことは集中力を高める方法として有効である。
・頭の中の整理という意味の片付け
人間のワーキングメモリーは同時に三つ程度のことしか処理できないため、メモやToDoリストなどを活用して書き出しておくことで、余計なことを考えてしまう時間を減らすようにしておくとよい。