新しいことや初めてやることをした後に記録をつける重要性


 「これをやってみよう」と新しいことをやったら、次のことを振り返っておくことです。


 ①やったこと
 ②やった順番
 ③その結果どうなったか


 これらを事細かに書き留めて、後で見返すことができるようにすると良いです。
 また、「これが何の役に立つのだろう」というようなことを初めてやった時でも同様です。
 大切なことというのは意外と数点に絞られるので、それを紙一枚に収まるようにまとめたり、手順やリストにしておくと後々活用できます。

 自分がどのような目的でどのようなことをやってその結果どうだったかを振り返って記しておくことができれば、二回目に同じようなことをする時にも活用できて時間の短縮にもなります。
 やったことを振り返ってしばらくの間はそのまとめたものを何回もかけてより良くなるように修正しながら、且つしっかりと身に付くまで繰り返し使い込んでいくことが、自分の力を伸ばすことに繋がるのです。

 同時に、一般書や入門書などで構いませんので、同様の事例などがないか調べておくとよいでしょう。
 三冊程度流し読みするだけでも理解が深まったり興味が広がったりして、次のステップに向けた土台作りがかなり変わってくるからです。

 また、こうして作ったものをある程度時間を空けてから読み返した時に、「自分は何と幼稚な思考をしているのだ」と感じることも大切です。
 誰だって、自分の作ったものなんて、その時は良くできたと思っても実は改善点だらけだったり的を得ていないということはかなり多いですから、「もっとこうすれば良いのに、なんて無駄なことをしているんだろう」と感じるわけです。

 もしそのように感じたときは、成長の絶好の機会です。
 今よりも少しレベルが低いと感じた部分を、現在の自分の頭で思いつく限りの最高の論理で、漏れも抜けもなく最も短く表現できる言葉や図解を使って更新していくとよいでしょう。