良い習慣を身に付けて、悪い習慣を減らす方法

 
1. 習慣化するまでにかかる期間
習慣化するには、3か月間同じ行動を続けると、遺伝子レベルで変化が起きてくると言われている。
 
 
2. 面倒なことでも即やる習慣を作るには
頭の中で独り言をいうこと。
セルフコントロール力が高まり、以下の効果が見込める。
 
 ・自分を冷静に見つめられる
 ・欲求から目をそらす
 
また、自分の考えていることを言語化することで、衝動的な行動は抑制されやすくなる。
 
 
3. 悪い習慣への対処法
・自己否定してしまう場合
 ①それらについて書き出してまとめておく。
 ②翌日はそれらを言わないゲームにしてしまう。
 
・心配、不安が多い場合
 ①それらについて書き出してまとめておく。
 ②1ヶ月後、書きだしたことが実際に起きたか検証する。
  →97%の確率で起きないと言われている。
 
 
4. 減らすべき習慣
時間の読めない遊びは避けること。
 
 例
 ・ギャンブル
  どれだけ時間がかかるか分からず、負けた時の尾の引き方が凄まじく、精神的なダメージも大きいため。
 
 ・お酒の付き合い
  勉強するのは朝が一番いいと言われているが、朝だけはお酒を飲む気にならないため。
  朝の方が雑念もなく、環境的な誘惑も少ない。
 
 
5. その他
昔から、ユダヤ人には物心付いたときから聖書を読む習慣があるという話がある。
子供の頃からお爺さんの膝に乗せられて、飴を舐めさせてもらいながら聖書を読むというものだ。
活字を読むことに対して、お爺さんの膝は心地よく、飴は甘くておいしいという「快」の感情に結びつけることで、
活字を読むことが苦にならない状態を作り、その後も当たり前のように知識をつけるという習慣につなげている。
だから、ユダヤ人には賢い人や勉学に励む人の割合が多いと言われている。
 
これを参考にするのであれば、既に習慣化している行動や、日常的にやっている習慣に対して、
良い習慣として身に付けたい行動を付け加えたり、人に親切にしたとか、給料が入ったなどの、
「快」の感情を得たまさにその時に、良い習慣として身に付けたい行動を付け加えるのが良さそうである。