若さを保つためにできること メモ

 
①人と会う、交流する
 人と会わないということは「孤独」であり、認知症のリスクの要因となると言われている。
 確かに「人と会うと疲れる」かもしれないが、疲れるということは脳を使っているということであり、活性化するということなのだ。
 人と会って会話をすることで頭の回転数も上がるし、それは最高のトレーニングと言っても過言ではないため、人と会うことはやはり大切なことである。
 
 特に高齢者の場合において、人と会わないということはずっと家にいる状態とイコールになる。
 一人で散歩や運動をしたり、何か趣味でも持っているのであれば良いが、とりあえず人と会うこと自体が最低限の運動量を確保できる。
 若い人も、知らない人や初対面の人と会うことは脳トレのように良い刺激にもなるのだ。
 
 その反対に、老けやすい人の特徴としては、いつも同じ輪の中で、いつも同じ人と会って、いつも同じような話や昔話をしている、ということが挙げられる。
 だからこそ、いつもと同じ選択ばかりせず、たまには違う人と会ったり交流を持ったりすることも、心と脳を若々しく保つために非常に重要な要素と言えるだろう。
 
 
 
②新しいことを学ぶ
 新しいことを学んでいかないと、脳は退化していく。
 何もしなければ老化がどんどん進んでいってしまうのだ。
 しかし、「新しいことを学び、実践する」ということをしていけば、50歳であれ60歳であれ、脳の回路はどんどん成長していくことになるのだ。
 
 何か新しいことを学んでいくことは大切であるが、一番簡単にできるのは読書である。
 ただ、インプット中心の学びは脳を刺激しないことが多いため、本を読んだら感想を書いたり、家族や友人に話したりするというアウトプットを組み合わせないと繋がってこない。
 
 だから、これからは本を読んだら、感想を書いたり話したりたりする「アウトプット」を組み合わせていくことだ。
 そうすることで、脳を若々しく保つこともできるし、新しく出得られた知識や情報が自分の感性や感覚を刺激するだろうし、今までやってこなかった新しい行動を引き起こすための鍵にもなり得るのである。
 
 
 
③運動する
 有酸素運動も良いが、特に筋トレが良いと言われている。
 なぜなら、年を取るにつれ筋肉は衰えていくものだからだ。
 さらに、運動することによって成長ホルモンが分泌されるからである。
 
 成長ホルモンは若さを保つために役立っていると言われている。
 肌の入れ替わりを促進するので、肌ツヤが良くなったり、内臓や細胞の新陳代謝を促進して、臓器の乱れやをエラーを修復するなどの働きがある。
 
 また、成長ホルモンの分泌は筋肉量と比例する。
 だから、筋肉が痩せると成長ホルモンが出づらくなってしまう。
 筋トレを運動習慣の中に折り込み、有酸素運動と合わせて行うことによって、成長ホルモンが最大に出てくるようになるので、運動をすることは若さの秘訣に繋がると言える。